外部ゲストティーチャーの授業(子どもの保健 10月14日)

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■ゲストティーチャー

横濱あんじゅ保育園
園長 鈴木 尚志 先生

10月14日「子どもの保健」の講義は横濱あんじゅ保育園の鈴木園長にご担当いただきました。

テーマ1:「保育園の事故防止」
テーマ2:「いたずらと発達」
 保育園の乳児クラスで一番多く起きるトラブルの一つに園児同士の噛みつき事故がある。先生は「“かむ”という行為はどういう時に、なぜ起きるか」と学生にアクティブラーニング形式で問いかけ、そこから子どもの発達過程を考えさせたり、また、保育環境に問題がなかったか、など学生に気づきを促す講義でした。さらに、事故後の子どもや保護者に対する対応や噛みつき事故をおこさないための工夫や予防のポイントなど具体的な事例をまじえながら現場に役立つ説明をしていただきました。
いたずらと発達については、まず“いたずらとドッキリの違い”は何かとグループワークで学生に問いかけ子どもにとっていたずらとは何か、それを見てドッキリする大人はどういう受け止め方をしているのかなどについて考える時間を持ち、子どもの発達は繰り返し取り組むことで穏やかな階段を登るように発達していくという内容で学生はわかりやすいと好評でした。


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ゲストティーチャーをお招きする意義

 こども學舎では、専任教員・非常勤教員が行う授業の他、今現在保育現場でお勤めの保育士さんをゲストティーチャーとしてお招きし、保育の「今」をお話頂くことに「力」を入れています。保育と言っても、保育士が変わればそれぞれのカラーと保育観があり、子どもを想う保育士の考え方も人それぞれです。素敵な保育士(先生)との出会い、そして多くの保育観を学ぶことで視野が拡がります。視野が拡がると、他の保育士さんの意図する保育を理解することができ、何より園児のための保育の幅が広がります。
 授業で多くの保育士に出会い学ぶことは、自分が理想とする保育士として働くための大切な機会だと思います。
また、こども學舎は午前授業ですので、午後の時間に保育現場でアルバイトをすることが出来ます。在学中に自分の理想とする保育が行われる保育園と出会うことが出来れば、その保育園でながく保育士として勤務し続けられると信じています。
 こども學舎は、学生が保育士として保育業界で活躍することを強く願い、卒業生が保育という仕事に従事することを幸せに思えることを切に願っています。
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