実施報告

2022年12月12日|カテゴリー「実施報告
令和4年12月12日(月)に開催致しました「第6回 体験授業×授業見学」の様子をご紹介致します。
 小泉先生のよる「障害児保育」、笠見先生による「保育内容の理解と方法(造形表現)」、梶浦先生による「乳児保育Ⅱ」の授業見学と、大橋先生による「子どもの育ちと保育」をテーマにした体験授業を行いました。
 新型コロナウイルス感染防止対策としまして、本日も座席間隔も広く取り、手指消毒・マスク着用をお願いし開催いたしました。
※掲載している写真は、事前に掲載許可をいただいております。
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■10:30~

まずは施設長の河村より、ご挨拶とともに
・こども學舎の特徴
・出願時期について
などの話がありました。
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■10:40~

【授業見学】
授業:障害児保育(1年生ABグループ)
教員:小泉先生

本日の授業は、「療育の諸理論」をテーマに、自閉症の子どもが問題行動を起こした場合、起きた原因を一度立ちどまって考えることの大切さについてお話しされておりました。イラストを参考に重要な部分を読み聞かせてくれたことで体験者様も大変参考になるとお話しされておりました。
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■10:45~

【授業見学】
授業:保育内容の理解と方法(造形表現)(1年生CDグループ)
教員:笠見先生

本日の授業は、「形の発見」をテーマに、学生が実際に折り紙を使用して切り絵を作っており笠見先生がそれぞれにアドバイスをしてくれておりました。見学後には、体験者様からも造形について質問が挙がるほど興味深い授業になりました。
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■10:50~

【授業見学】
授業:乳児保育Ⅱ(2年生CDグループ)
教員:梶浦先生

本日の授業は、「乳児期の発達」をテーマに、赤ちゃんの要求を受け止めてあげることの大切さについてお話しされておりました。体験者様から「赤ちゃんに配慮する点やリズムを捉えることの大切さについて知ることができて良かったです。」と仰って頂きました。
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■11:10~

【体験授業】
テーマ:「子どもの育ちと保育」
教員:大橋先生

本日は、昨日に引き続き大橋先生より「子どもの育ちと保育」というテーマでご講義頂きました。生活リズムの大切さについてご説明の際、セロトニンの素となる食材についてのテーマでは、参加者様と明るい笑い声が溢れるアットホームな体験授業となりました。
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本日はお一人様のご参加でしたので、体験授業終了後に個別相談を行いました。
国の支援制度に関することは、書面を見ながら説明を受けることができるこの機会にじっくりとお話しすることをオススメいたします!
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個別相談後は、おやつとドリンクを囲みながら座談会を行いました。
新型コロナウイルス感染防止対策として、マスク着用をお願いし、飲食時は会話を控えていただきました。
実際の授業を見学することで、幅広い年齢の生徒・授業内容・クラスの雰囲気など体験することができ、不安な部分も解消できるかと思います。

2022年度「体験授業×授業見学会」日程

平日開催の体験授業は、実際に行われている在校生の授業を見学できるのが特徴です。
どんな授業が行われているのか、授業の雰囲気など見ることができます。
ご予約はお電話または申込フォームにてご予約いただけます。

【第7回】2023年01月18日(水)
体験授業テーマ「子どもと遊び」

【第8回】2023年02月17日(金)
体験授業テーマ「地域社会と保育園」
2022年12月12日|カテゴリー「実施報告
令和4年12月11日(日)に開催致しました「第6回 体験授業×国の制度事例説明会」の様子をご紹介致します。
当日は3名の参加者をお迎えし、「子どもの育ちと保育」をテーマに2023年1月より本校の専任教員に就任する、大橋 優樹先生による体験授業と、河村施設長による「こども學舎の特徴」と「国の制度の申請・利用事例」をご説明致しました。
※掲載している写真は、事前に掲載許可をいただいております。
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■13:30~「体験授業」

担当教員:大橋 優樹 先生
テーマ:子どもの育ちと保育
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本日は、大橋先生より「子どもの育ちと保育」というテーマでご講義頂きました。
単純な遊びの大切さ、「保育の意図」について例をあげてお話しされておりました。
子ども達の育ちに必要なものは何かといったことについて例を挙げてご説明され、参加者様もメモを取って真剣に聞いており、大変参考になる体験授業となっておりました。
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■14:30~「こども學舎の特徴、国の制度事例ご紹介」

担当:河村施設長
内容①:「こども學舎の特徴」
保育士(国家資格)取得の必須授業は、午前のみ。
月~金の9:30~12:05で2年制。
午後の時間には、保育補助者または保育支援者として保育現場で勤務との両立をする学生が多数。
保育現場と保育の専門知識を学び得る2年間の経験は、とても貴重な時間となります。
内容②:「国の制度事例説明」
 1.札幌市保育士修学資金「貸付金」
 2.専門実践教育訓練「給付金」
 3.専門実践教育訓練「支援給付金」
 4.高等職業訓練促進「給付金」
 5.高等職業訓練促進「貸付金」
 6.札幌市自立支援教育訓練「給付金」
学費負担の軽減となりえる6つの国の制度の概要と申請事例、そして複数を利用する併用事例などについてご説明致しました。
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■配布資料
・2023年4月入学に向ける「学生募集パンフレット」
・アンケート用紙
・こども學舎ボールペン
・国の制度事例説明で使用する資料
・体験授業資料
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■15:30~「個別相談・座談会」

説明会終了後、希望される参加者に「個別相談」を実施し、お待ちいただく間、マスク着用の上、おやつとドリンクをとりながら談笑を楽しみました。新型コロナウイルス感染拡大対策として席の間隔をとり室内の換気をし開催いたしました。
専任教員に直接お話しを聞くことのできる機会となっております。
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個別相談では、
・ご自身が申請可能な制度は、どの制度か。
・学費の納入と国の制度の入金時期はいつになるのか。
・個別納入での具体的な学費納入方法は。
など、相談者様の状況に合わせてのご質問に回答をさせていただきました。

2022年度「体験授業×国の制度説明会」日程

日曜開催の体験授業は、国の制度事例紹介が1時間あるのが特徴です。より具体的に、学生が利用する国の制度についてご説明いたします。
ご予約はお電話または申込フォームにてご予約いただけます。

【第7回】2023年01月15日(日)
体験授業テーマ「折り紙遊びの世界」

【第8回】2023年02月12日(日)
体験授業テーマ「児童文化財に親しむ」
2022年12月8日|カテゴリー「イベント
12月7日午後、オレンジリボン地域協力員研修会 出前講座を開催しました。
講師には札幌市子ども未来局児童相談所 地域連携課 地域連携担当係長 中村圭宏先生にお越しいただきました。
オレンジリボン地域協力員とは、子どもの見守りや児童虐待の早期発見・早期対応に向けた児童相談所における取り組みのひとつで、研修受講により民生委員や青少年育成委員、教員の方など延べ18,000人以上の協力員がいらっしゃるとのことです。
こども學舎での今講座は30名の受講がありました。
児童虐待の通告義務や要保護児童対策地域協議会のお話など、学生全員とても熱心に聞き入る様子が見受けられました。
要対協のお話の中で、守秘義務違反への罰則を設けていることにより、ネットワーク共有を適切に行える仕組みを実現化という内容がありました。関係者の意識の向上や向かう方向性の統一化という児童虐待予防の取り組みへの情熱を実感しました。
また、児童虐待の個々の事案に携わる職員も「ひとりの人間である」ということを忘れずに、『孤立させない』・『職員も一人で抱えこませない』という配慮を大切にしているというお話は、福祉職すべてに通ずるものを感じました。
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昨今、保育現場での痛ましい事件や事故が相次いで発生しています。
児童虐待の定義は『保護者』が『その監護する児童について行う行為』となっていますが、
未来を担う子ども達を社会全体で守り育んでいくためには、社会全体が児童虐待についての知識を深めたり、どの大人も子どもの健やかな成長に関心や思いやりをもち関わっていくという意識が大切であると感じます。そのような主体的な関わりを自らも実践し、様々な形で社会に発信していくことのできる貴重な存在である保育者。
学生には是非今後ともこのような学びの機会を存分に活かし、今後の保育者としての日々に役立てていけることを願っています。

講師の中村先生、調整ご協力いただきました札幌市児童相談所の方々、誠にありがとうございました。
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