■11:10~
【体験授業】
授業:運動の効用 ~筋肉と血液の関係~
教員:小橋 明子 先生
〜〜〜授業担当教員からのコメント〜〜〜
近年、屋外で群れて遊ぶ子どもの姿が減少し、子どもの体力低下を指摘される現状です。この傾向は子どもだけでなく大人も同様で運動不足による生活習慣病(高血圧、糖尿病、動脈硬化等)の増加が関心を呼んでいます。
そこで、今日は筋力アップと血液との関係の話しをしました。血液には酸素や免疫物質を運ぶ動脈血と二酸化炭素と老廃物質運ぶ静脈血があります。
心臓は全身に動脈血を押し出しますが、静脈血を吸い上げる力はありません。
頭部から心臓に向かう静脈血は重力の力で無理なく心臓にこれますが、下(足)から心臓に向かう静脈血は筋肉の収縮・弛緩を繰り返しながら上がってきます。したがって、筋肉の力が弱いと静脈血が戻りづらくなり、むくみになります。
簡単な運動で下肢や全身の筋力アップにつながる実技をして好評でした。